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平成29年 3月定例会-03月24日-05号

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  1. 富津市議会 2017-03-24
    平成29年 3月定例会-03月24日-05号


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    平成29年 3月定例会-03月24日-05号平成29年 3月定例会                 平成29年2月招集              富津市議会定例会会議録(第5号)                  議 事 日 程           平成29年3月24日(金) 午前10時開議 日程第1 議案第9号ないし議案第29号及び陳情第3号      (委員長報告、質疑、討論、採決) 〇本日の会議に付した事件 1.開  議 1.議長の報告 1.議案第9号ないし議案第29号及び陳情第3号   (委員長報告、質疑、討論、採決) 1.市長のあいさつ及び報告 1.閉  会 〇出席議員
     1番 猪 瀬   浩 君   2番 諸 岡 賛 陛 君   3番 三 木 千 明 君  4番 高 木 一 彦 君   5番 千 倉 淳 子 君   6番 山 田 重 雄 君  7番 平 野 英 男 君   8番 渡 辺   務 君   9番 松 原 和 江 君  10番 岩 本   朗 君   11番 石 井 志 郎 君   12番 藤 川 正 美 君  13番 永 井 庄一郎 君   14番 平 野 明 彦 君   15番 鈴 木 幹 雄 君  16番 福 原 敏 夫 君 〇出席説明員  市長         高 橋 恭 市 君  副市長        小 泉 義 行 君  教育長        岡 根   茂 君  総務部長       白 石 久 雄 君  市民部長       村 上 泰 隆 君  健康福祉部長     磯 貝 睦 美 君  建設経済部長     宮 崎 一 行 君  会計管理者      中 後 秀 樹 君  農業委員会事務局長  庄 司 優 人 君  選挙管理委員会事務局長監査委員事務局長                                   大 塚 幸 男 君  消防長        小 柴   登 君  教育部長       能 城 雅 幸 君  水道部長       加 藤 博 一 君  総務部次長      池 本 幸 司 君 〇出席事務局職員  事務局長       笹 生 忠 弘    主幹         前 田 雅 章  庶務係長       中 山 貴 弘    主査         三 田 貴 一           ────────────────────────                    開     議            平成29年3月24日 午前10時00分 開議 ○議長(平野明彦君) 皆さん、おはようございます。ただいまから本日の会議を開きます。           ────────────────────────                     議長の報告 ○議長(平野明彦君) 日程に入るに先立ち、私から報告いたします。市長から選出依頼のありました、富津市民生委員推薦会委員、富津市介護保険運営協議会委員、富津市青少年問題協議会委員にそれぞれ、渡辺 務君を選出することに決定しましたので、報告いたします。  次に、議案等の採決のとき、賛否の確認に正確を期するため、起立姿勢を数秒間保っていただけるようお願いいたします。  次に、本日、議場内の写真撮影の申し出があり、これを許可いたしましたので、御報告いたします。  以上で、私からの報告を終わります。           ──────────────────────── 議案第9号ないし議案第29号及び陳情第3号 ○議長(平野明彦君) 日程第1、議案第9号から議案第29号までと陳情第3号を一括議題といたします。  まず、予算審査特別委員会へ付託いたしました議案の審査の結果について報告を求めます。予算審査特別委員会委員長永井庄一郎君。            〔予算審査特別委員会委員長 永井庄一郎君登壇〕 ◎予算審査特別委員会委員長永井庄一郎君) 皆さん、おはようございます。予算審査特別委員会に付託されました議案6件につきまして、その審査の結果を御報告申し上げます。  本委員会は、去る3月16日及び17日の2日間にわたり、執行部より市長を初め関係部課長等の出席を求め、第3委員会室において委員会を開催しました。  本委員会の日程といたしましては、1日目に一般会計予算の1議案について、2日目には特別会計予算等の5議案についてを審査いたしました。  各議案に対して、本会議にて詳細なる提案理由の説明がなされており、効率的な委員会審査を行うため、説明は省略し、全て質疑から審査を行ったところであります。  初めに、議案第24号 平成29年度富津市一般会計予算についてであります。  審査の過程におきまして、歳入につきましては、ふるさとふっつ応援寄附金の算出根拠と返礼品の充実について、使用目的が限定されていない寄附金の使途について、市税滞納者数と金額について、増額されている歳入額の全体の考え方についてなどの質疑がなされました。  また、歳出につきましては、分割して質疑を行い、総務費関係では、定住奨励金の補助対象について、総合計画策定事業の今後の進め方や市民への説明について、JRの利便性維持向上事業の今後について、地域づくりネットワークの事業での各団体との連携について、旧天羽行政センター解体工事の期間と地権者への対応について、コミュニティセンターの利用料金の収入についてなどが質疑されました。  次に、民生費、衛生費関係では、生活困窮者自立相談支援事業の内容と実績について、広域市町村圏事務組合負担金減額理由について、放課後児童健全育成事業補助金の内容について、生活保護者数の見込みと自立支援の方策について、第3子以降の保育料無料化について、クリーンセンター管理運営事業工事請負費内容について、老朽化している環境センターの今後についてなどの質疑がなされました。  次に、労働費から土木費及び災害復旧費の関係は、青年就農給付金事業の現在の給付金数と予定している内容について、農地中間管理事業のマッチングの方法と今後について、企業誘致対策関係交付金対象企業とその従業員者数の今後について、海水浴場の管理運営事業費の増額理由について、市営住宅解体工事の予定箇所と今後についてなどの質疑をされました。  次に、消防費、教育費及び公債費から予備費の関係では、消防操法大会出場分団への指導員について、スクールバスの運用について、通学費補助金の対象となる児童と通学距離について、天羽中学校校舎改築工事設計業務委託スケジュールと、それに伴う起債内容、市民への説明について、旧市役所第2庁舎解体設計業務の内容と地権者への対応について、富津公民館の修繕の内訳について、文化財保護費内裏塚古墳の土地購入の進捗についてなどが質疑がなされました。  次に、総体的質疑を行い、財政破綻報道後、削減された事業等の復活したものはあるのか、設計業務のみ行い工事を行われないことがあるのかなどが質疑なされた後、討論は、子育てしやすい日本一を目指して、特定不妊治療費補助、第3子保育料無料化など、新たな子育てへの助成がついたことは大変喜ばしい。しかし、まだまだ子育て世代の負担は多い富津市である。  歳入の48%を占めるのが市税で、そのうち24.6%個人市民税で、歳入全体の12%を占めている。  市民の収入を増やす施策、地場産業である農業、漁業の振興にももっと力を注ぐべき。  主な歳出では、新設道路、浅間山バスストップ関係工事に総支出の約3.9%が固定されている。  日々の生活に密着した道路維持費や、市独自の市民サービスが余りにもおろそかになっている。  学校再編計画は市民の説明がされたばかり、教育委員会からは説明があったが、市としての説明はされていない。天羽中学校の建て替えは大賛成である。しかし、このことはまだ市民の理解を得られていない。市民は再配置計画天羽中学校の現在の場所で建て替えるのも同意はしていないはずである。2017年中に市民の合意ができたとしても、予備費でとどめておくべきではないのか。  財政危機を理由に一番弱い立場の市民の福祉を削って復元しないまま新しい市民サービスを始めている。削った福祉を戻すことを強く求め反対である、とのことや、天羽中学校校舎改築について、老朽化のためやらなくてはならないことは、この解体は理解できるが、市民への説明責任については不明確なまま承知はできないことや、天羽中学校校舎改築小中学校の再配置の市民への説明が後回しになっている。施政方針の中で、スピーディーでパワフルとあるが、そのスピーディーさを優先するがゆえに市民の声を後回しにしていることは納得できるものではない。市民への理解を優先していないため、今回の予算は賛成できないとの反対討論や、歳入歳出とも168億1,000万円、前年度より9,000万円の増額、財政調整基金積立金1億6,600万円、公共施設維持管理基金積立金1億1万7,000円を組み、歳出を抑えた中、子育て世代への支援、公共施設の寿命化、公共交通網の整備等、富津市経営改革プラン、富津市まち・ひと・しごとの創生総合戦略などの着実な推進と共に、将来を見据えた少子高齢化への対応や、市の特色の強みを生かした施策の充実を図る予算編成となっており、施政方針を実行しようとする予算となっているとの賛成討論がなされた採決の結果、議案第24号は、賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第25号 平成29年度富津市国民健康保険事業特別会計についてでありますが、審査の過程において、人口透析を受けている市内の患者数と医療費について、生活習慣病予防のための取り組みについて、延滞繰り越し分の徴収率の見込みについて、資格証明書短期保険証交付者数について、基金積立金の現在の額と千葉県での広域化したときの取り扱いについてなどの質疑がなされた後、討論では、平成28年度に1人当たり約1万円の引き下げをしても、まだ富津市の国保税は近隣他市、県内と比較しても高いことは周知の事実である。保険基盤安定繰入金国保基金を活用すれば、十分国保基金は残り、1人当たり1万円を引き下げはできるはずで、引き下げをしなかった本予算に反対であるとの反対討論や、保険給付費の大半を占めている療養諸費に関しては、前年度対比約1億3,000万円の減。一方で、高額療養諸費では、前年度対比約5,500万円の増となっている数値的根拠を示され、主たる歳出の算定方法に納得できた。  少子高齢化への進展で、今後も医療費の伸びが予測される厳しい状況が続くが、富津市では生活習慣病などを未然に防ぐための特定健診の受診率で、ここ数年、千葉県内で上位の位置を占めており、特定保健指導の実施率に至っては、平成24年から平成27年度までの千葉県内で1位をキープし続けている。  これらの特定健診、特定保健指導の実施率が、厚生労働省の定める基準に上回っているところもあり、富津市は千葉県内で唯一の平成27年度と平成28年度分の後期高齢者支援金が減算対象となっており、健康づくりへの取り組みが評価されているとの賛成討論がなされ、採決の結果、議案第25号は、賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第26号 平成29年度富津市後期高齢者医療特別会計予算についてでありますが、審査の過程において、保険料の徴収率の算出根拠について、短期保険証の交付数についての質疑がなされた後、平成20年に後期高齢者医療制度が導入されるまでは、人道上から高齢者への短期保険証を交付するなどの措置は禁止されていた。富津市では保険料の滞納者へのペナルティーとして、短期保険証が交付されていることが許せません。保険者は千葉県後期高齢者医療の広域連合ですが、高齢者いじめに加担することが許せないとの反対討論がなされ、採決の結果、議案第26号は、賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第27号 平成29年度富津市介護保険事業特別会計予算についてでありますが、審査の過程において、介護予防事業取り組みについて、保険料徴収率の見込みについて、認知症サポーター事業の今後についてなどの質疑がなされた後、討論では、この予算は第6期事業計画の最後の年の予算であり、大きな見直しが行われ、保険料の値上げもされ、市民の負担が大幅に増えた。市としても、介護保険会計法定外繰り入れをし、市民の負担軽減をすべきであるとの反対討論がなされ、採決の結果、議案第27号は賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第28号 平成29年度富津市水道事業会計についてでありますが、審査の過程において、浅間山への導入の考えについて、一般会計から繰り入れ内容についての質疑がなされた後、討論はなく、採決の結果、議案第28号は全員の賛成をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  議案第29号 平成29年度富津市温泉供給事業特別会計についてでありますが、審査の過程において、減価償却の内容と内訳について、資金の今後についてなどの質疑がなされた後、討論はなく、採決の結果、議案第29号は全員の賛成をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上が、予算審査特別委員会に付託されました議案の審査結果でございます。よろしく御審議のほどお願い申し上げまして、報告を終わります。 ○議長(平野明彦君) 委員長の報告は終わりました。ただいまの報告に対する質疑ございませんか。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(平野明彦君) 質疑もないようでございますので、質疑を終結いたします。  それでは順次、討論、採決をいたします。  初めに、議案第24号 平成29年度富津市一般会計予算について、討論に入ります。討論ございませんか。9番、松原和江君。 ◆9番(松原和江君) 私は、議案第24号 一般会計予算に反対の立場で討論いたします。  子育てしやすいまち日本一を目指して特定不妊治療費助成ブックスタート事業、第3子以降の保育料無料化、路線バスで通学する児童への定期券購入費の補助、就学援助制度の改善など、新たな施策への予算がついたことは大変うれしいことです。しかし、まだまだ子育て世代には負担の多いのは富津市です。高い保育料、市民任せでなかなか進まない学童保育事業、学校給食への補助がない、高校卒業までの医療費の補助がない、図書館がないなどなど、早急に改善してほしいものがたくさんあります。富津市歳入の48%を占めるのが市税で、そのうち24.6%が個人市民税です。歳入全体の12%も占めています。市民の収入を増やす施策、富津市の地場産業、農業・漁業の振興にもっと力を注ぐこと、住宅リフォーム助成制度への対象は耐震診断に伴うものだけではなく助成すること、そして地域の商店街をにぎやかにすることなどが求められています。温暖な気候と災害が少ない富津市の利点を生かして、市独自の農業支援の施策がないことには理解に苦しみます。学校給食食材を県の学校給食会から購入するのではなく、地元の農作物を使う目標を立てるなど、農業収入を増やす取り組みが求められていますが、その予算がありません。  本予算の歳出の大きなものは、社会資本整備総合交付金事業などの新設道路工事に約2億5,000万円、浅間山バスストップ関連工事に約4億円、総支出の3.9%は固定されてしまい、日々の生活に密着した道路維持費や市独自の市民サービスが余りにもお粗末です。道路が整備されることは否定しませんが、国からの補助金を頼りに市民の暮らしを後回しにして建設を進めることには疑問があります。  学校の再配置計画は、市民に説明されたばかりです。教育委員会からの説明はされても、市としての説明がされておりません。  天羽中学校の建て替えに伴う予算が計上されております。天羽中学校の建て替えは賛成です。しかし、市は小中学校配置計画と切り離して計画しているものだと言っておりますけれども、しかし、市民説明会に参加した市民は小中学校配置計画と一体のものだと理解しております。天羽中学校を現在の場所に建て替えることを前提にして、湊小学校の改修予算が組まれています。市民はこのことに同意はしていないはずです。小中学校配置計画は、現時点では何も決まっていない状況ではないでしょうか。2017年度中に市民の合意ができたとしても、この予算は予備費にとどめておくべきではないでしょうか。財政危機を理由に一番弱い立場の市民の福祉を削って、復元しないまま新しい市民サービスを始めています。それは否定しませんが、削った福祉をもとに戻すよう強く求めて、一般会計の予算に反対いたします。 ○議長(平野明彦君) 他にございませんか。1番、猪瀬 浩君。 ◆1番(猪瀬浩君) 私は、議案第24号 平成29年度一般会計予算について、反対の立場で討論いたします。  まず、この執行部がつくり上げた議案第24号 平成29年度一般会計予算について、総論では賛成でございます。ただし、平成29年度予算審査特別委員会でもいろいろ質問させていただきましたが、大きく2点の事業の進め方に対して反対であることより、反対の意志表示をさせていただきます。  まず1点目ですが、天羽中学校校舎改修工事についてです。天羽中学校校舎の老朽化に伴い、天羽中学校に通う生徒たちの安全のために校舎を何とかしなければならない、その思いは私も賛成でございます。しかし、この天羽中学校校舎改修工事と富津市小中学校配置計画案の事業は密接なものだと感じる中、現在の天羽中学校の場所に新しく校舎を建て直すことを保護者の方たちに十分に説明し、理解いただけたのかという点に疑問を感じます。平成28年12月の全員協議会で執行部より議会へ説明をいただいたときに、私は、予算審査の日までにしっかりと地域住民に理解を求めてくださいとお願いをし、執行部の回答としても、できる限りしっかりと説明していきたいと思いますとお答えいただいたと思っております。しかしながら、平成29年3月16日の予算審査の日を迎えても、保護者に対してまだ2回目の説明会の途中であるという執行部のお答えでした。その回答を聞いて私としては、そのような状態では、保護者に対して十分な説明をし、理解を得られたとは言えないのではないかとの考えより、この事業の予算を取り下げ6月補正予算に改めて上げることはできないかという御提案をさせていただきました。その私の提案に対して、執行部としては様々な事情があり、このままで行かせていただきたいと御回答いただいたわけですが、私としてはこのような進め方を今後は改めてほしいという意志を込めて、反対をさせていただくものです。  続いて2点目、(仮称)木更津市火葬場整備運営事業についてです。平成28年10月3日から11月2日までの期間に行われたパブリックコメント募集で市民にも提示されました(仮称)木更津市火葬場整備運営事業基本構想案における策定業務委託の富津市負担分として183万6,000円の補正予算を平成29年2月27日に先議案件として、議会として承認をいたしました。しかし、その後、平成29年3月14日に議案承認前の平成29年2月1日の時点で4市で負担分の協定を結んでいたことが判明いたしました。これは、議会が後追いで承認せざるを得ない事態が発生していたことになります。そんな中、この事業の主管元である木更津市において、平成28年度木更津市一般会計補正予算第3号及び平成29年度木更津市一般会計予算の中で、この事業の今後の設計調査等の費用として合わせて1億円近くもの予算をつけることが明記されています。今回の基本構想の負担分取り決めのように、この1億円近くもの新たな予算のうち幾らかは富津市の負担分として、今後、補正予算が提示をされることが予想できます。そこで、平成29年度予算審査特別委員会の中で今回の当初予算に仮に1億円の4分の1の2,500万円を予算に組み込むことはできないのかと執行部に御提案をさせていただきました。執行部からはどの設計調査等の費用を負担することになるのか、またその負担割合が現段階では未確定なため、当初予算に計上することは難しいとの御回答をいただきましたが、議会としてもまだこの事業に対して賛成か反対かを問われていない状態で、かつ市民への住民説明会も行われないまま補正予算が後追いでどんどん出てくる状態というのは非常に危険であると思います。よって、今後の進め方を検討していただきたく、反対の意志表示をさせていただきます。  以上、大きく2点について、今後、大きな予算を執行することになるだろう事業の進め方について、しっかりと検討をしていただきたいという意味合いを込めまして、反対討論を終えさせていただきます。 ○議長(平野明彦君) 他にございませんか。4番、高木一彦君。 ◆4番(高木一彦君) 私も、議案第24号 平成29年度富津市一般会計予算につきまして、反対の立場で討論させていただきます。  先ほど猪瀬議員からもありましたが、この一般会計予算、おおむね賛成の立場ではございます。しかし天羽中学校校舎改修費、こちらに関しましては、まだ保護者、地域の方の説明がまだ不十分、まだ2回目の説明会の途中というところで、この天羽中学校の改修、校舎が老朽化のために建て替えなければいけない、直さなければいけない、その辺は理解できるのですが、小中学校統廃合配置計画の説明会の途中ということで、まだ保護者の理解が得られておりません。保護者の理解を得られないまま、このまま賛成をしてしまうと、この小中学校改修工事を認めたことになってしまいますので、今の現状では反対せざるを得ないという立場であります。よって、この議案第24号 一般会計予算については、賛成の立場をとらざるを得ないというところで、反対討論とさせていただきます。(「今、賛成の立場って言った」「訂正」と呼ぶ者あり)済みません。反対の立場です。訂正させていただきます。 ○議長(平野明彦君) 他にございませんか。2番、諸岡賛陛君。 ◆2番(諸岡賛陛君) 平成29年度富津市一般会計予算に賛成の立場で討論いたします。  歳入歳出とも168億1,000万円となり、前年度より9,000万円の増額となっていますが、財政調整基金積立金1億6,690万円、公共施設維持管理基金積立金1億1万7,000円を見込み、歳出を抑えた中、子育て世帯への支援、公共施設の長寿命化、公共交通の整備等、富津市の経営改革プラン富津市まち・ひと・しごと創生総合戦略などの着実な推進とともに、将来を見据えた少子高齢化への対応、市の特色や強みを生かした政策の充実を図る予算編成となっており、施政方針を実行しようとする予算となっています。力強く進めていっていただきたいと願い、本議案に賛成いたします。 ○議長(平野明彦君) 他にございませんか。3番、三木千明君。 ◆3番(三木千明君) 私も、平成29年度富津市一般会計予算に賛成の立場で討論をいたします。  今回示されました一般会計予算は、さきに示されました施政方針にのっとり、今、富津市で真っ先に取り組まなければならない、そう捉えられる少子高齢化への対応として、富津市が具体的に取り組む姿勢を表す、そういった編成であると私は捉えております。中でも、ひとの創生として、子育て世代への支援と将来を担う子供たちへの積極的かつ投資的とも言えます施策、先ほど松原議員も賛成の意味を込めておっしゃっておられました、第3子以降の保育料の無料化、路線バス通学児童への定期券の購入補助、「子育ての話何でも聴きます窓口」の開設、また親子の絆を深めるブックスタート事業特定不妊治療の助成、電子母子手帳への新たな取り組み、こういった具体的な策を持ち込み、子育てしやすいまち日本一を目指す方向性を打ち出していると捉えております。また、市民活動推進室を新たに設けるなど、町の活性化市民活動の積極的な活動などを通じて、まちの創生、しごとの創生に有機的に結合させるとの方向性も十分にうかがえるものであります。  ついては、経営改革プランの確実な実行と併せ、我々議会は、PDCAサイクルなどを基に、その進捗をチェックし、行いながら、これら示された各施策が着実に実行されるよう、もう一方の推進力として、共に進めていくことが必要な仕事であろうと捉えております。施政方針経営改革プランに基づく運営により、富津市の躍進に必ずや結びつくと、そういったことを確信しつつ、この具体的な内容が盛り込まれた平成29年度一般会計予算に賛成いたします。 ○議長(平野明彦君) 他にございませんか。7番、平野英男君。 ◆7番(平野英男君) 私も賛成の立場で討論をさせていただきます。  平成29年度の一般会計予算を見たときに、私は富津市のある意気込みを感じました。それは、生産年齢人口を増加させるんだという意気込みです。本予算を一言で表すならば、それは若者世代の定住促進予算となっています。予算書には、新市長である高橋市長が政策として掲げる子育てしやすいまち日本一を実現するための事業がちりばめられています。既に何人かの議員から述べられましたけれども、結婚相談の予算を拡充し、出会いの場を提供するところから始まり、不妊に悩み、治療を受ける方々に対しては、特定不妊治療費を助成し、第3子以降を授かった御家庭には保育料の完全無料化、更に路線バスで通学する児童へは定期券購入費を補助することなどが盛り込まれています。  また、今年度、飛躍的に寄附金を集めているふるさと納税は、2月末現在で約2億5,000万円の寄附金が集まっていますが、富津市の場合、還元率が50%なので、お礼の品を登録している市内の生産者や事業者には既に1億2,000万円以上の経済効果をもたらしています。平成29年度予算では、目標額が5億円と設定されているので、この新たな財源確保策が市内生産者や事業者に与える経済効果は計り知れません。ふるさと納税を飛躍させることは、それ自体が働く場所の創出となります。
     働く場所の創出といえば、富津市と千葉県企業土地管理局が連携し、企業誘致を進めている新富工業用地へは56社目となる企業進出があったことを、過日、行政より報告を受けました。このため、平成29年度予算では、企業誘致奨励金が発生しますが、これで新富工業用地には3,000人弱が働ける場所が創出されたわけであります。これらは全て、若者世代の定住促進につながります。  最後になりますが、過去に我々議会からのたび重なる要請を受けて実現した予算編成過程の公表、これは予算編成の透明性を確保するため、平成28年度予算から実施していますが、これにより予算審査特別委員会が開かれるはるか以前の3カ月ほど前から予算の主なものは公表されているので、気になる部分に関しては事前に相談ができる仕組みになったことも大いに評価したいと思います。このように透明性が確保された平成29年度予算を大きな視点からふかんして見たときに、富津市の生産年齢人口を増加させるんだという意気込みが感じられ、かつ若者世代の定住促進に寄与するものであると判断し、私は平成29年度一般会計予算に賛成をさせていただきたいと思います。 ○議長(平野明彦君) 他にございませんか。5番、千倉淳子君。 ◆5番(千倉淳子君) 私は、本会計予算に反対の立場から討論させていただきます。  まず、この予算につきまして、大半につきましては、執行部の皆様、御苦労いただきまして市長の言われているパワフルでスピーディーな市政を、そして人に優しい富津市をというところが多々盛り込まれていたことにつきましては、大変うれしく思いますし、ありがたいと感謝をいたします。その部分については、私も反対するものではございません。確かに、全国的な問題について考えたときには、富津市にとっても大切な問題であることは言うまでもないことです。しかし、私たちが今、一番大切にすべきものは何なのかということに立ち戻ったときに、市長も常におっしゃっております、人の創生がまず大事だ、そこを考えたときにはまず市民の思いありきというところ、市民がそのことをしっかりと認識をしているということ、そこが私は一番大事な視点ではないかというふうに常に思っております。そこがまず第一優先であらなければいけない中、猪瀬議員のいろいろな討論の中にもございましたが、今、直近に迫っております学校の再配置、統合、それから火葬場の問題、そういったものに対して、余りにも説明がないまま全てが進んでしまっている。これが駄目だと言っているんではなく、それがなくてそこに賛成してしまうということは、私がここに立っている意味、それを私は問わざるを得ないと思っておりますので、そういった意味をもちまして、私は今回のこの会計に反対の立場をさせていただきます。  以上です。 ○議長(平野明彦君) 他にございませんか。8番、渡辺 務君。 ◆8番(渡辺務君) 私はこの一般会計の予算案、賛成の立場で討論させていただきます。  今回の予算案の大きな争点というのは二つあったと思います。一つは、火葬場の問題、それから一つは、皆さんおっしゃっているように、小中学校の統廃合の問題があると思います。火葬場の問題に関しては、私、担当委員長でもありますので、この場での言及は差し控えさせていただきたいんですけども、私がここで申し上げるべきは小中学校の統廃合の問題、一点、申し上げさせていただきたいと思います。  老朽化した天羽中学校は今のままでいいとお考えの方は、この中にもどなたも一人もいらっしゃらないと思います。そんな中で、子供たちのことを考えてどうするかというのが、やはり我々が考えなければいけないことであります。いろんな議論ありました。結果的に、天羽中学校というのは、執行部は天羽中学校の建て替えの問題というのはもともと議論されて計画があったもので、それを進めていくんだよという言い方です。確かに、一般の市民からすれば、あるいは私でさえ、初め私もそれ聞いたときに、結果的には将来の32年を目標とする統廃合問題と一体のものと考えられるんじゃないかなということはあると思います。それ、否めないと思います。  私、実は、統合問題、昨日まで第2回目の地元の父兄に説明会、最後、金谷だったですけども、後半の3日間、続けてお邪魔をさせていただきました。その父兄の説明会にもいろんな御意見ありました。まだ父兄が十分納得している、理解していないということは、事実として否めないと思います。しかし、この3日間、拝見して思ったんですけど、担当者、教育委員会、教育長、一所懸命、地域の人たち、父兄の人たちの話を聞いて、一言一言にうなずきながら一所懸命説明なさっていました。今後も丁寧な説明を続けていくということを、何度も教育長が御自身の口からおっしゃっています。私は、今後の議論、地域の説明というのは、それに委ねるべきだと思います。その中で地域の人たちが「いや、統合なしだよ」ということで決定すれば、私はそれはそれで地域の人たちの決定で仕方がないことなのかなというふうに考えています。  ただ、この小中学校の統廃合で今までの議論の中で、私ずっと気になっていたんですけど、一つだけ議論されていないことがあって、それは何かというと、人口減少問題、これについて正面から私たちは向き合わなきゃいけないんじゃないかなと思います。今、大きく富津市というのは市の転換点に来ているんだと思います。今までの枠組みというのが、どうしても見直さなければいけない時期に来ている。社人研の人口の推計とか、あるいは2040年までの富津市の人口ビジョン、こういうものを考えていただいても明らかなように、将来の天羽地区が、例えば拡大・膨張させていくのか、あるいは現状維持を目指していくのか、あるいはコンパクトなまちづくりを目指すのか、そういう大きなまちづくりと一体で考えなければいけないんじゃないかなと私は考えます。それを考える、議論するのはもちろん市民ファースト、市民優勢なんでありますけども、だけどその前に、まず議論しなきゃいけない、方向性を示さなければいけないのは、この中にいる行政執行部と我々議員なんじゃないでしょうか。議会と行政が大きな方向性を示す、今、それが決断をしなければいけない時なんじゃないかなと思います。人口減少問題に正面から向き合う、そして現実を直視した中でどうすべきか、どんなまちづくりを30年後、40年後に残していくのか、それを考えると私は、この中学校の統廃合問題というのは、ベストではないかもしれないけども、最善最良の方向性なんじゃないかなと考えるところであります。そのことを議論といたしまして、賛成討論としたいと思います。 ○議長(平野明彦君) 他にございますか。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(平野明彦君) それでは、他に討論もないようでございますので、討論を終結し、直ちに採決いたします。  議案第24号 平成29年度富津市一般会計予算について、委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。                    〔賛成者起立〕 ○議長(平野明彦君) 起立多数であります。よって議案第24号は、原案のとおり可決されました。           ──────────────────────── ○議長(平野明彦君) 次に、議案第25号 平成29年度富津市国民健康保険事業特別会計予算について討論に入ります。討論ございませんか。9番、松原和江君。 ◆9番(松原和江君) 私は、議案第25号、反対の立場で討論いたします。  予算総額は74億7,500万円、人口の減少と国保加入者が後期高齢者医療保険に移行していくため、加入世帯と加入者は減少していくのが現状です。平成28年度に1人当たり約1万円の引き下げをしても、まだ富津市の国保税は近隣市と比較しても県内で比較しても、高いことは周知の事実です。国と県と一般会計から保険基盤安定繰入金が2億9,000万円計上されております。また、国保基金は7億1,700万円あります。被保険者は約1万3,800人ですので、1人1万円の引き下げは約1億4,000万円あればできます。標準基金保有額は約2億7,600万円になります。1人1万円の引き下げをしても十分に国保基金は残り、安定的な国保運営はできます。少しでも市民の苦難の解消ができたはずなのに、国保税の引き下げをしなかった本予算に反対いたします。国保基盤安定繰入金と国保基金を活用して、国保税の引き下げで資格証明書短期保険証の世帯をなくして、安心して医療が受けられるようにすべきだと考え、反対いたします。 ○議長(平野明彦君) 他にございませんか。7番、平野英男君。 ◆7番(平野英男君) 私、予算審査特別委員会でも触れさせていただきました。先ほど冒頭に委員長報告でも私の賛成討論述べていただきましたけれども、非常に大事な部分なので、この場でも賛成討論のほうさせていただきます。  今、松原議員もおっしゃいましたけども、私もさきの代表質問で税負担の軽減で国保税をどうにか引き下げられないかという部分は皆さんに申し上げたので、そこの部分は松原議員と同じです。ただし、国民健康保険会計が適正に運営されているか、否かをまず判断するときには、これ支出予定額をどのように見込んだのか着目しなければならないと思っています。それは国民健康保険会計が一般会計とは仕組みが真逆だからです。一般会計を一言で表すならば「入るを量って出るを制す」で、まず翌年度の歳入の見込みを立ててから事業内容と事業費が決まります。対照的に、医療・福祉である国民健康保険会計では、まず出るを量ります。翌年度の支出予定額の見込みを立ててから、それに応じた収入額を確保しなければならない、そういった難しさがあるからです。なので、私がさきの予算審査特別委員会に臨むに当たり、特に注目し確認したかったことは、歳出で高い割合を占める保険給付費をどのように見込んだのか、また保険給付費抑制のためどのような努力をしているのかという、この2点です。審査の過程では、保険給付費の大半を占める療養諸費に関しては、前年対比約1億3,000万円の減になる数値的根拠が示されました。更に高額療養諸費では、前年対比約5,500万円の増となる数値的根拠が示されましたが、そういった主たる歳出の算定方法に納得ができました。少子高齢化の進展で今後も医療費の伸びが予測される厳しい状況は続いておりますけれども、富津市では生活習慣病などを未然に防ぐための特定健診の受診率で、ここ数年間、千葉県内で上位に位置しております。また、特定保健指導の実施率に至っては、平成24年度から最新ランキングの平成27年度まで、千葉県内でこれ1位をキープし続けております。そしてこれら、特定健診、特定保健指導の実施率が厚生労働省の定めた基準を上回っていることもあり、富津市は千葉県内で唯一、平成27年度と平成28年度分の後期高齢者支援金が減算対象となり、健康づくりへの取り組みが評価されました。繰り返しますが、これは千葉県内で唯一、富津市のみです。  このように、さきの予算審査特別委員会では、健康に対する意識啓発や医療費抑制に向けた取り組みなども明らかになったわけであります。まだまだ市民の健康を維持し、楽しい日常生活を送っていただくためにも、更に健康寿命を延ばす余地を追求しなければなりませんが、私は今申し上げた理由から、平成29年度富津市国民健康保険事業特別会計予算に賛成をさせていただきます。 ○議長(平野明彦君) 他にございませんか。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(平野明彦君) 他に討論もないようでございますので、討論を終結し、直ちに採決いたします。  議案第25号 平成29年度富津市国民健康保険事業特別会計予算について、委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。                    〔賛成者起立〕 ○議長(平野明彦君) 起立多数であります。よって議案第25号は、原案のとおり可決されました。           ──────────────────────── ○議長(平野明彦君) 次に、議案第26号 平成29年度富津市後期高齢者医療特別会計予算について討論に入ります。討論ございませんか。9番、松原和江君。 ◆9番(松原和江君) 私は、議案第26号、反対の立場で討論いたします。  75歳以上の別の医療制度に移すことは年齢による差別です。平成20年に後期高齢者医療制度が導入されるまでは、長年社会の発展のために尽くした高齢者へは、長い間御苦労さまでしたと人道上から、高齢者への短期保険証などの交付をするなどの制裁は禁止されておりました。富津市では、保険料の滞納者へのペナルティーとして、34名の方に短期保険証が交付されていることは許されません。年間わずかな年金のために、年金から引き落とせない高齢者が滞納するのです。保険者は千葉県後期高齢者医療広域連合ですが、高齢者いじめに加担することは許せませんので、反対いたします。 ○議長(平野明彦君) 他にございませんか。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(平野明彦君) 他に討論もないようでございますので、討論を終結し、直ちに採決いたします。  議案第26号 平成29年度富津市後期高齢者医療特別会計予算について、委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。                    〔賛成者起立〕 ○議長(平野明彦君) 起立多数であります。よって議案第26号は、原案のとおり可決されました。           ──────────────────────── ○議長(平野明彦君) 次に、議案第27号 平成29年度富津市介護保険事業特別会計予算について討論に入ります。討論ございませんか。9番、松原和江君。 ◆9番(松原和江君) 私は議案第27号、反対の立場で討論いたします。  この予算は、第6期事業計画の最後の年の予算に当たります。平成12年から始まった介護保険制度は保険料は約2倍弱上がったけれども、サービス利用限度は20年間でほとんど変わっておりません。特に第6期、大きな見直しがありました。そして保険料の値上げもされました。特養ホームの入居基準は、原則要介護3以上になりました。一定の所得以上は利用料が2割になりました。施設入所の補足給付の見直しがされたことなどにより、市民の負担は大幅に増えました。介護認定者は年々増加し、このままだと介護保険料は、上がることはあっても下がりません。少ない年金から天引きされる介護保険料に市民から悲鳴の声が聞こえております。市としても、介護保険会計に法定外の繰り入れをして、市民の負担軽減をすべきだと考えます。 ○議長(平野明彦君) 他にございませんか。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(平野明彦君) 他に討論もないようでございますので、討論を終結し、直ちに採決いたします。  議案第27号 平成29年度富津市介護保険事業特別会計予算について、委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。                    〔賛成者起立〕 ○議長(平野明彦君) 起立多数であります。よって議案第27号は、原案のとおり可決されました。           ──────────────────────── ○議長(平野明彦君) 次に、議案第28号 平成29年度富津市水道事業会計予算について討論に入ります。討論ございませんか。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(平野明彦君) 討論もないようでございますので、討論を終結し、直ちに採決いたします。  議案第28号 平成29年度富津市水道事業会計予算について、委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。                    〔賛成者起立〕 ○議長(平野明彦君) 起立全員であります。よって議案第28号は、原案のとおり可決されました。           ──────────────────────── ○議長(平野明彦君) 次に、議案第29号 平成29年度富津市温泉供給事業特別会計予算について討論に入ります。討論ございませんか。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(平野明彦君) 討論もないようでございますので、討論を終結し、直ちに採決いたします。  議案第29号 平成29年度富津市温泉供給事業特別会計予算について、委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。                    〔賛成者起立〕 ○議長(平野明彦君) 起立全員であります。よって議案第29号は、原案のとおり可決されました。           ────────────────────────                総務産業常任委員会委員長の報告 ○議長(平野明彦君) 次に、各常任委員会へ付託いたしました議案等の審査の結果について報告を求めます。  初めに、総務産業常任委員会委員長、平野英男君。           〔総務産業常任委員会委員長 平野英男君登壇〕 ◎総務産業常任委員会委員長(平野英男君) 総務産業常任委員会に付託されました議案13件について、審査結果を御報告申し上げます。  本委員会は、去る3月13日、午前10時より第4委員会室において、執行部より小泉副市長を初め、関係部局長等の出席を求め、慎重に審査を行った結果は次のとおりであります。  初めに、議案第9号 富津市農業委員会の委員及び農地利用最適化推進委員の定数を定める条例の制定についてですが、この議案は、農業協同組合法等の一部を改正する等の法律により改正された農業委員会等に関する法律が施行されたことに伴い、農業委員会の委員及び農地利用最適化推進委員の定数を定めるため、条例を制定しようとするもので、内容について、執行部より詳細な説明を聴取いたしました。  その後、審査の過程において、改正後の農業委員の選出方法と任命に当たっての認定農業者過半数は確保できるのか、また、農業委員と農地利用最適化推進委員の職務の内容についてなどの質疑がなされた後、討論はなく、採決の結果、全員の賛成をもって、原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第10号 富津市行政組織条例の一部を改正する条例の制定についてですが、この議案は、行政組織の改編に伴い、部の所掌事務の規定を整備するため、条例の一部を改正しようとするもので、内容について、執行部より詳細な説明を聴取いたしました。  その後、審査の過程において、所掌事務のうち都市計画に関することに対する考え方について、また、市民活動に関することの具体的内容についてなどの質疑がなされた後、討論はなく、採決の結果、全員の賛成をもって、原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第11号 富津市情報公開条例の一部を改正する条例の制定についてですが、この議案は、独立行政法人通則法の一部を改正する法律が施行されたことに伴う行政執行法人の規定の整備等をするため、条例の一部を改正しようとするもので、内容について、執行部より詳細な説明を聴取いたしました。  その後、審査の過程において、市内に該当となる行政執行法人はあるかなどの質疑がなされた後、討論はなく、採決の結果、全員の賛成をもって、原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第12号 富津市個人情報保護条例の一部を改正する条例の制定についてですが、この議案は、独立行政法人通則法の一部を改正する法律が施行されたことに伴う行政執行法人の規定の整備をするとともに、個人情報の保護に関する法律及び行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律の一部を改正する法律が施行されることに伴う関連条文の整備等をするため、条例の一部を改正しようとするもので、内容について、執行部より詳細な説明を聴取いたしました。  その後、審査の過程において、開示決定等の期限の計算方法についての質疑がなされた後、討論はなく、採決の結果、全員の賛成をもって、原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第13号 職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてですが、この議案は、地方公務員の育児休業等に関する法律及び育児休業、介護休業等育児または家族介護を行う労働者の福祉に関する法律の一部を改正する法律が施行されたことに伴い、介護時間制度の新設等をするとともに、児童福祉法等の一部を改正する法律が施行されることに伴い、養子縁組里親の規定の整備をする他、関連する条文の整備等をするため、条例の一部を改正しようとするもので、内容について、執行部より詳細な説明を聴取いたしました。  その後、審査の過程において、育児短時間勤務及び介護休暇取得の職員数について、また、取得職員が生じた場合の業務対応についての質疑がなされた後、討論はなく、採決の結果、全員の賛成をもって、原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第14号 非常勤の一般職の職員の勤務条件等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてですが、この議案は、非常勤の一般職の職員の年次有給休暇、休憩時間等の規定を整備するため、条例の一部を改正しようとするもので、内容について、執行部より詳細な説明を聴取いたしました。  その後、審査の過程において、休憩時間が異なる職員の管理について、また、有給休暇の取得促進の取り組みについてなどの質疑がなされた後、討論はなく、採決の結果、全員の賛成をもって、原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第15号 職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてですが、この議案は、地方公務員の育児休業等に関する法律及び育児休業、介護休業等育児または家族介護を行う労働者の福祉に関する法律の一部を改正する法律が施行されたことに伴い、育児休業等の対象となる子の範囲の拡大等をするとともに、児童福祉法等の一部を改正する法律が施行されることに伴い、養子縁組里親の規定の整備をする他、非常勤職員に係る育児休業制度の新設等をするため、条例の一部を改正しようとするもので、内容について、執行部より詳細な説明を聴取した後、質疑・討論はなく、採決の結果、全員の賛成をもって、原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第17号 特別職の職員で常勤の者の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例の制定についてですが、この議案は、特別職が引き続き経営改革の姿勢を示すべく、市長、副市長及び教育長の給料月額を引き下げる措置及び期末手当基礎額に加算をしない措置を市長の任期満了まで継続するため、条例の一部を改正しようとするもので、内容について、執行部より詳細な説明を聴取した後、質疑・討論はなく、採決の結果、全員の賛成をもって、原案のとおり可決すべきものと決しました。
     次に、議案第18号 一般職の職員の給与等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてですが、この議案は、時間外勤務手当等の算出根拠となる勤務1時間当たりの給与額の算出方法を見直すとともに、調理場長を新たに配置するに当たり、等級別基準職務表に当該職を追加するため、条例の一部を改正しようとするもので、内容について、執行部より詳細な説明を聴取した後、質疑・討論はなく、採決の結果、全員の賛成をもって、原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第19号 富津市行政財産使用料条例の一部を改正する条例等の一部を改正する条例の制定についてですが、この議案は、社会保障の安定財源の確保等を図る税制の抜本的な改革を行うための消費税法の一部を改正する等の法律等の一部を改正する法律及び社会保障の安定財源の確保等を図る税制の抜本的な改革を行うための地方税法及び地方交付税法の一部を改正する法律等の一部を改正する法律の施行により、消費税及び地方消費税の税率の引き上げに係る施行日が平成29年4月1日から平成31年10月1日となったことに伴い、関連する条例の一部を改正しようとするもので、内容について、執行部より詳細な説明を聴取した後、質疑・討論はなく、採決の結果、全員の賛成をもって、原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第21号 富津市中小企業資金融資条例の一部を改正する条例の制定についてですが、この議案は、地域経済の活性化及び雇用の確保を図るために、中小企業に対する資金融資制度の対象に創業者及び新規中小企業者を含めるほか、関連する条文の整備等をするため、条例の一部を改正しようとするもので、内容について、執行部より詳細な説明を聴取いたしました。  その後、審査の過程において、今回の資金融資制度の周知方法について、また、創業支援資金の対象事業等具体的な内容についてなどの質疑がなされた後、討論はなく、採決の結果、全員の賛成をもって、原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第22号 富津市電源立地地域対策交付金事業維持補修基金条例を廃止する条例の制定についてですが、この議案は、発電用施設周辺地域整備法第7条の規定に基づく交付金により整備された公共施設の維持補修に要する経費に充てるため、平成21年3月、富津市電源立地地域対策交付金事業維持補修基金を設置し、運用してきたが、所期の目的を達したことから、条例を廃止しようとするもので、内容について、執行部より詳細な説明を聴取いたしました。  その後、審査の過程において、条例廃止に至った具体的内容についての質疑がなされた後、討論はなく、採決の結果、全員の賛成をもって、原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第23号 富津市東日本大震災復興基金条例を廃止する条例の制定についてですが、この議案は、平成23年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震及びこれに伴う原子力発電所の事故による災害からの復興に資する事業に充てるため、平成24年9月、富津市東日本大震災復興基金を設置し、運用してきたが、所期の目的を達したことから、条例を廃止しようとするもので、内容について、執行部より詳細な説明を聴取いたしました。  その後、審査の過程において、活用実績は基金条例の処分条項に合致しているかなどの質疑がなされた後、討論はなく、採決の結果、全員の賛成をもって、原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上が、総務産業常任委員会に付託されました議案の審査結果でございます。よろしく御審議のほどお願い申し上げまして、審査報告を終わります。 ○議長(平野明彦君) 委員長の報告は終わりました。ただいまの報告に対する質疑ございませんか。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(平野明彦君) 質疑もないようでございますので、質疑を終結いたします。  それでは順次、討論、採決をいたします。  初めに、議案第9号 富津市農業委員会の委員及び農地利用最適化推進委員の定数を定める条例の制定について討論に入ります。討論ございませんか。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(平野明彦君) 討論もないようでございますので、討論を終結し、直ちに採決いたします。  議案第9号 富津市農業委員会の委員及び農地利用最適化推進委員の定数を定める条例の制定について、委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。                    〔賛成者起立〕 ○議長(平野明彦君) 起立全員であります。よって議案第9号は、原案のとおり可決されました。           ──────────────────────── ○議長(平野明彦君) 次に、議案第10号 富津市行政組織条例の一部を改正する条例の制定について討論に入ります。討論ございませんか。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(平野明彦君) 討論もないようでございますので、討論を終結し、直ちに採決いたします。  議案第10号 富津市行政組織条例の一部を改正する条例の制定について、委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。                    〔賛成者起立〕 ○議長(平野明彦君) 起立全員であります。よって議案第10号は、原案のとおり可決されました。           ──────────────────────── ○議長(平野明彦君) 次に、議案第11号 富津市情報公開条例の一部を改正する条例の制定について討論に入ります。討論ございませんか。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(平野明彦君) 討論もないようでございますので、討論を終結し、直ちに採決いたします。  議案第11号 富津市情報公開条例の一部を改正する条例の制定について、委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。                    〔賛成者起立〕 ○議長(平野明彦君) 起立全員であります。よって議案第11号は、原案のとおり可決されました。           ──────────────────────── ○議長(平野明彦君) 次に、議案第12号 富津市個人情報保護条例の一部を改正する条例の制定について討論に入ります。討論ございませんか。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(平野明彦君) 討論もないようでございますので、討論を終結し、直ちに採決いたします。  議案第12号 富津市個人情報保護条例の一部を改正する条例の制定について、委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。                    〔賛成者起立〕 ○議長(平野明彦君) 起立全員であります。よって議案第12号は、原案のとおり可決されました。           ──────────────────────── ○議長(平野明彦君) 次に、議案第13号 職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例の制定について討論に入ります。討論ございませんか。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(平野明彦君) 討論もないようでございますので、討論を終結し、直ちに採決いたします。  議案第13号 職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例の制定について、委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。                    〔賛成者起立〕 ○議長(平野明彦君) 起立全員であります。よって議案第13号は、原案のとおり可決されました。           ──────────────────────── ○議長(平野明彦君) 次に、議案第14号 非常勤の一般職の職員の勤務条件等に関する条例の一部を改正する条例の制定について討論に入ります。討論ございませんか。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(平野明彦君) 討論もないようでございますので、討論を終結し、直ちに採決いたします。  議案第14号 非常勤の一般職の職員の勤務条件等に関する条例の一部を改正する条例の制定について、委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。                    〔賛成者起立〕 ○議長(平野明彦君) 起立全員であります。よって議案第14号は、原案のとおり可決されました。           ──────────────────────── ○議長(平野明彦君) 次に、議案第15号 職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例の制定について討論に入ります。討論ございませんか。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(平野明彦君) 討論もないようでございますので、討論を終結し、直ちに採決いたします。  議案第15号 職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例の制定について、委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。                    〔賛成者起立〕 ○議長(平野明彦君) 起立全員であります。よって議案第15号は、原案のとおり可決されました。           ──────────────────────── ○議長(平野明彦君) 次に、議案第17号 特別職の職員で常勤の者の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例の制定について討論に入ります。討論ございませんか。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(平野明彦君) 討論もないようでございますので、討論を終結し、直ちに採決いたします。  議案第17号 特別職の職員で常勤の者の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例の制定について、委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。                    〔賛成者起立〕 ○議長(平野明彦君) 起立全員であります。よって議案第17号は、原案のとおり可決されました。           ──────────────────────── ○議長(平野明彦君) 次に、議案第18号 一般職の職員の給与等に関する条例の一部を改正する条例の制定について討論に入ります。討論ございませんか。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(平野明彦君) 討論もないようでございますので、討論を終結し、直ちに採決いたします。  議案第18号 一般職の職員の給与等に関する条例の一部を改正する条例の制定について、委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。                    〔賛成者起立〕 ○議長(平野明彦君) 起立全員であります。よって議案第18号は、原案のとおり可決されました。           ──────────────────────── ○議長(平野明彦君) 次に、議案第19号 富津市行政財産使用料条例の一部を改正する条例等の一部を改正する条例の制定について討論に入ります。討論ございませんか。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(平野明彦君) 討論もないようでございますので、討論を終結し、直ちに採決いたします。  議案第19号 富津市行政財産使用料条例の一部を改正する条例等の一部を改正する条例の制定について、委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。                    〔賛成者起立〕 ○議長(平野明彦君) 起立全員であります。よって議案第19号は、原案のとおり可決されました。
              ──────────────────────── ○議長(平野明彦君) 次に、議案第21号 富津市中小企業資金融資条例の一部を改正する条例の制定について討論に入ります。討論ございませんか。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(平野明彦君) 討論もないようでございますので、討論を終結し、直ちに採決いたします。  議案第21号 富津市中小企業資金融資条例の一部を改正する条例の制定について、委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。                    〔賛成者起立〕 ○議長(平野明彦君) 起立全員であります。よって議案第21号は、原案のとおり可決されました。           ──────────────────────── ○議長(平野明彦君) 次に、議案第22号 富津市電源立地地域対策交付金事業維持補修基金条例を廃止する条例の制定について討論に入ります。討論ございませんか。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(平野明彦君) 討論もないようでございますので、討論を終結し、直ちに採決いたします。  議案第22号 富津市電源立地地域対策交付金事業維持補修基金条例を廃止する条例の制定について、委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。                    〔賛成者起立〕 ○議長(平野明彦君) 起立全員であります。よって議案第22号は、原案のとおり可決されました。           ──────────────────────── ○議長(平野明彦君) 次に、議案第23号 富津市東日本大震災復興基金条例を廃止する条例の制定について討論に入ります。討論ございませんか。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(平野明彦君) 討論もないようでございますので、討論を終結し、直ちに採決いたします。  議案第23号 富津市東日本大震災復興基金条例を廃止する条例の制定について、委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。                    〔賛成者起立〕 ○議長(平野明彦君) 起立全員であります。よって議案第23号は、原案のとおり可決されました。           ────────────────────────                教育福祉常任委員会委員長の報告 ○議長(平野明彦君) 続いて、教育福祉常任委員会委員長、渡辺 務君。            〔教育福祉常任委員長 渡辺 務君登壇〕 ◎教育福祉常任委員会委員長(渡辺務君) それでは、教育福祉常任委員会に付託されました議案2件、陳情1件について、その審査結果を御報告申し上げます。  去る3月14日、午前10時から、第4委員会室におきまして委員会を開催し、執行部から小泉副市長を初め、岡根教育長並びに関係部課長の出席を求め、慎重に審査した結果は、次のとおりであります。  初めに、議案第16号 非常勤職員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定について、申し上げます。  この議案は、特別職の職員について、認知症である人等に対する総合的な支援を行うための認知症地域支援推進員の設置、結婚相談員の報酬の額の見直し等をすると共に、一般職の職員について、ケアプランの内容の点検等を行うための介護支援専門員及び保育の補助を行うための保育補助員の設置をするため、条例の一部を改正するものであり、その内容について、執行部から詳細な説明を聴取いたしました。  審査の過程において、認知症地域支援推進員の仕事内容と選任方法、配置方法について、また、ケアプランの内容の点検方法について、介護支援専門員の資格要件についての質疑がなされ、その後、討論はなく、採決の結果、全員の賛成をもって、原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第20号 富津市介護保険条例の一部を改正する条例の制定について、申し上げます。  この議案は、介護保険法第115条の45第2項第6号に掲げる事業として、認知症初期集中支援チームを設置するための検討委員会の設置、認知症地域支援推進員の設置等を平成29年度に実施するため、条例の一部を改正するものであり、その内容について、執行部から詳細な説明を聴取しました。  審査の過程において、改正で1年前倒しになるが、法第115条の45第2項第6号に掲げる事業に対して、今受けている方が不利益を被ることはあるのかの質疑がなされ、その後、討論はなく、採決の結果、全員の賛成をもって、原案のとおり可決すべきものと決しました。  最後に、陳情第3号 効果的な税金利用及び市民への説明と情報公開の上、火葬場計画を再検討する陳情について申し上げます。  願意を十分理解するため、陳情者の趣旨説明や執行部の意見を聴取した後、審査の過程において、本郷区以外の代替地などを、この20年間の間にどこか検討したことがあるのか、本郷区との話し合いの中で、こちらから案を出して本郷区の方に納得していただくとか、何か置かせてもらうことに関して要望を聞くとか今回あったのか、共同で作りますと決まったときに、市民に向けてお知らせがあったのか、市民への説明として、説明会は開催しないのか、建物の簿価の処理について、パブリックコメントのホームページへのアクセス件数についての質疑がなされた後、討論においては、新火葬場建設については、今まで市と本郷区との間で何度も協議を積み重ねてきている。その経過の中で、本郷区から覚書を遵守していただき終了したい旨の、区の総意が示されている。しかも文書にて市に4回も提出されている。市は、本郷区に昭和34年から平成30年まで59年間、火葬場設置をし続けていただいたことへの理解と感謝の気持ちを示すと同時に、本郷区はもとより、市民への責任義務を果たすために、広域で合理的運営をすべく、新火葬場建設を選択し、子供や孫の時代まで持続可能な施設建設への英断に至ったものと理解し、本陳情について不採択とすべきとの反対討論と、この文書についていろいろ議論がなされたが、文書云々ではなく、そのためにここに来て説明いただいているわけで、その趣旨を皆さんに御理解いただいた上で、形ではなくて、そういったものを皆さんが御理解いただいているのであれば、それを通すべきではないかと思うし、今、反対討論があったが、議員がわかっているところが市民にはわかっていないので、それを説明してほしいという陳情だと受けとめたので、採択すべきとの賛成討論がなされ、採決の結果、賛成少数により、不採択すべきものと決しました。  以上が、教育福祉常任委員会に付託されました議案の審査結果でございます。よろしく御審議のほどお願い申し上げまして、報告を終わります。 ○議長(平野明彦君) 委員長の報告は終わりました。ただいまの報告に対する質疑ございませんか。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(平野明彦君) 質疑もないようでございますので、質疑を終結いたします。  それでは順次、討論、採決をいたします。  初めに、議案第16号 非常勤職員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定について討論に入ります。討論ございませんか。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(平野明彦君) 討論もないようでございますので、討論を終結し、直ちに採決いたします。  議案第16号 非常勤職員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定について、委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。                    〔賛成者起立〕 ○議長(平野明彦君) 起立全員であります。よって議案第16号は、原案のとおり可決されました。           ──────────────────────── ○議長(平野明彦君) 次に、議案第20号 富津市介護保険条例の一部を改正する条例の制定について討論に入ります。討論ございませんか。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(平野明彦君) 討論もないようでございますので、討論を終結し、直ちに採決いたします。  議案第20号 富津市介護保険条例の一部を改正する条例の制定について、委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。                    〔賛成者起立〕 ○議長(平野明彦君) 起立全員であります。よって議案第20号は、原案のとおり可決されました。           ──────────────────────── ○議長(平野明彦君) 次に、陳情第3号 効果的な税金利用及び市民への説明と情報公開の上、火葬場計画を再検討する陳情について討論に入ります。討論ございませんか。15番、鈴木幹雄君。 ◆15番(鈴木幹雄君) 私は、本陳情に不採択の立場で討論いたします。  本陳情の表題は「効果的な税金利用及び市民への説明と情報公開の上、火葬場計画を再検討する陳情」でございます。本陳情の趣旨は、大きく二つに分けられると思います。  一つには、このまま広域の合同市営火葬場に市民の税金を使うことは反対であり、財政厳しい市の現状からも問題があり、対応年数を多く残している現火葬場の利用について再検討する余地はないのかなどの主張がされておりますが、市が本郷区と昭和62年に取り交わした覚書の有効性と本郷区からの覚書を遵守していただき終了したい旨の心情と総意が示され、更に文書をもって都合4回、市に提出されていることや、60年近くの長きにわたる火葬場の設置に御理解、御協力をいただいてきた本郷区の精神的負担を考えたとき、これ以上お願いすることは不可能という市の判断は理解すべきものと考えます。また、幾つかの代替案を検討する中において、平成27年に木更津市と袖ケ浦市との間で検討中であった木更津市の共同の火葬場建設計画に富津市が参画しようと進めていることは妥当であり、本郷区及び市民への責任と義務を果たすための英断でもあり、理解と評価できるものでもあります。物事の評価・判断は、いろいろな状況、条件などにより変わり、必ずしも答えが一つとはならないものと思います。  二つ目は、市民に十分に説明がされていない中、新火葬場建設計画が粛々と進められているとの陳情者の主張でありますが、市はホームページや広報紙、回覧などでしかるべき判断の中、適時周知に努めている。また、交渉相手や4市足並みをそろえた情報開示、発信をしなければならないなどの周囲への配慮が必要なときなどもあるとの説明がされています。情報公開は、あらゆる状況下での制約がある中、慎重に行うべきものという事情があるものの、市民への情報公開、発信は、行政の最も重要かつ基本的な役割の一つでもあり、陳情者の趣旨に一定の理解はできるものであります。しかし、情報公開は社会が誤解を招かないよう、十分に配慮された内容を伝えることが何よりも重要だということも併せて認識すべきと考えます。  このたびの陳情については、過日、開催した教育福祉常任委員会において、本陳情の趣旨をお伺いするため、陳情者に御出席をいただき、直接説明をいただいたところですが、陳情者からの説明に新火葬場建設に決して反対をするものではない、及び白紙に戻しなどの陳情書に記載のない不意と思える発言があり、片や陳情書には再検討を求めるなどの記載がありますことから、陳情書の記載内容から受ける市民の感覚は新火葬場建設の見直しという印象を強く受け、仮にこの陳情を採択したとき、議会は新火葬場建設を見直すべき判断をしたと受け取られることも考えられます。よって議会は、市民に不必要な誤解を与えることのないよう、諸問題の判断は特に注意を払うべきと考えます。  これまで、るる申し上げてまいりましたが、以上の観点から、本陳情に対し判断しますと、市民への適時必要な情報公開には一定の理解はできるものの、一方、火葬場建設計画の再検討を求めるについては、前段で申し上げてまいりました事由により、賛同しかねることから本陳情に反対をいたします。 ○議長(平野明彦君) 他にございませんか。5番、千倉淳子君。 ◆5番(千倉淳子君) 私はこの陳情に賛成の立場、採択をしたいという立場から討論をさせていただきます。  この陳情は、合同火葬場計画について860人からのアンケートをとり、90%以上の市民が説明不十分と回答した結果を踏まえ、7,000人を超える署名をつけた上での民意を背負った陳情だと、説明に来ていただきました発起人の方々から説明を受けるところから、私ども、聴取をさせていただきました。  それに対して、常任委員会での争点は、「陳情分の再検討」という言葉と「賛否を問い」という言葉に含まれる陳情者の意図するところは、というところで検討されたように思っております。その問いに対して、陳情者の説明は、合同火葬場計画の情報については、もっとしっかりとした情報を公開し、市民が納得のいく説明をしていただきたい。そして、市民の意見をしっかりと受けとめた上で、良い方向に進んでほしいというものであって、本計画をむやみに反対するものではない旨、再三、説明がございました。  以上のような、質疑の中で、この陳情が市民へしっかりした情報公開をすることを求めるものであり、市民の代表としてここに立っている議員として、その思いをしっかりと受けとめ、対応する責務を背負っていると思っております。  もう一つ、今回の陳情書の内容では、議会として明確に何をしていいかわからないという議論もありましたが、陳情者の方から、直接市民から出た多くの意見も伝えられ、7,000人を超える市民が署名した今回のこの陳情、この内容、つまり市民が納得いくような説明をするということについて、議会が執行部に働きかけられることをしっかりと考え、行い、市民に報告することでその責務は果たされるものと思っております。何をするかを考えるのは、市民に多くを求めるのではなく、市民に選ばれてここに座っている議員一人一人のやるべきことと私は心得ております。重ねて、市長の、ひとの創生を第一に考えていかれるという施政方針からも、これらの陳情について、しっかりと答えていくことはとても大切なことだと考えております。スピーディーでパワフルなことはとても大切ですが、そこに市民の思いがしっかりと受けとめられていなくては、本当のいい施策とは呼べないのではないかと私は思っております。  説明の中に、本郷区の皆様からの御意見も一部ございました。執行部のほうからは、しっかりとその都度説明をした、本郷区からの総意として受けとめているというお答えをいただきましたが、一方的な誠意や説明は、意味をなさない場合があるのではないかということを強く私感じております。とにかく、市民が納得をしない中、どんどん行政のことが進むことに対して、私はとても不安も感じますし、7,000人の市民の署名をとても重く受けとめましたので、私はこれを採択させていただきたいという立場で討論させていただきました。  以上です。 ○議長(平野明彦君) 他にございませんか。11番、石井志郎君。 ◆11番(石井志郎君) 私は常任委員会傍聴しておりませんので、話の内容は理解をしておりません。ただ、今の鈴木幹雄議員と千倉淳子議員の発言を聞いておりまして、7,000人の意見をもって本郷区の少数の意見を封殺するような発言がありました。そのような陳情は、私は採択するべきではないと思いまして、反対の意見を言わせていただきます。  以上です。 ○議長(平野明彦君) 他にございませんか。1番、猪瀬 浩君。 ◆1番(猪瀬浩君) 私はこの陳情に対する不採択に反対の立場で、要は陳情に賛成の立場で討論させていただきます。  まず、私、この陳情を委員外議員として傍聴しておりましたが、確かにここに、効果的な税金利用及び市民への説明と情報公開の上、火葬場計画を再検討する陳情ということで、火葬場の計画を再検討することが主眼で、それであれば私は認められないと思っていたのですが、陳情者の趣旨説明の中で真意を確認、委員の方がいろいろしている中で、「火葬場計画を再検討することがありきではないですよ、反対ありきではないですよ。説明が足りないのでまずは説明をしてほしい、それが真意です」というお話をしておりました。そういった中で、執行部の回答としましては、平成29年の4月ごろ、新区長への説明会を開催しますと。また、区長会談等を行って、市民に周知をしていきますということでございまして、住民説明会の開催は行わないという回答をされておりましたが、これについてはまだまだ不十分、新区長からどこまで区民の方に情報が伝わるかというところも鑑みますと、なかなかそれは難しいのではないのかなと思います。そんな中、先ほど一般会計予算の中でも答弁させていただきましたが、今いろいろな設計業務等の補正予算が上がってくる可能性があるというふうに思っていますので、そういったところも含めまして、やはり市民に今現状の状況をしっかり説明する必要があるのではないかというふうに思っております。ここの陳情事項の1項にあります、①にあります、「少子高齢化に伴う人口減少の進行やそれに伴う財政規模の縮小などを鑑み、持続可能な行政運営のためには4市での広域整備の検討も必要であるとの方向性に至りました」、これに対しては、私も賛同いたします。ただし、先ほど言葉に出てきました地域住民との合意があるから、地域住民の覚書があるので、反対をされているので、もうできないんだということにつきましては、これはここの趣旨と全く違う地域住民の方が悪いというふうにも捉えられる発言であると思いますので、そういった誤解がないようにするためにも、ここで定めております持続可能な行政運営のためにどのような判断をされたのか、負担費用等を今、現状わかるものを市民に早急に説明していく必要があるというふうに思っております。そういった意味で、市民への説明と情報公開、まずはこれをやっていただきたいというところで、私はこの陳情に対して賛成の立場で討論させていただきます。 ○議長(平野明彦君) 他にございませんか。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(平野明彦君) 他に討論もないようでございますので、討論を終結し、直ちに採決いたします。  陳情第3号 効果的な税金利用及び市民への説明と情報公開の上、火葬場計画を再検討する陳情について、委員長の報告のとおり不採択にすることに賛成の諸君の起立を求めます。                    〔賛成者起立〕 ○議長(平野明彦君) 起立多数であります。よって陳情第3号は、不採択と決しました。  以上で、今期定例会に付議されました事件の審議は全て終了いたしました。           ────────────────────────                  市長のあいさつ及び報告
    ○議長(平野明彦君) 次に、市長から発言を求められておりますので、これを許可いたします。市長、高橋恭市君。                 〔市長 高橋恭市君登壇〕 ◎市長(高橋恭市君) 平成29年3月富津市議会定例会の閉会に当たりまして、御礼の御挨拶と御報告をさせていただきます。  議員の皆様方におかれましては、御多用の中、本定例会に連日、御出席を賜り、御提案申し上げました平成29年度予算関係議案を含む各議案につきまして、慎重なる御審議の上、原案どおり御可決をいただきまして、誠にありがとうございました。  また、議案第1号から議案第8号までにつきましては、御先議の上、原案どおり御可決をいただきましたこと、重ねて御礼を申し上げます。  今会期中に皆様方からお寄せいただきました貴重な御意見、御提言等につきましては、十分検討し、適切な措置を講じるとともに、予算の執行につきましても慎重を期してまいる所存でございます。  次に、諸般の御報告を申し上げます。  初めに、臨時福祉給付金及び年金生活者等支援臨時福祉給付金の支給結果について申し上げます。  臨時福祉給付金は、一人につき3,000円、年金生活者等支援臨時福祉給付金は、一人につき3万円を支給いたしました。  支給結果といたしましては、臨時福祉給付金の支給決定者は7,616人で、支給総額は2,284万8,000円であります。また、年金生活者等支援臨時福祉給付金の支給決定数は5,634人で、支給総額は1億6,902万円でありました。  次に、吾妻神社の馬だし祭りについて申し上げます。平成29年3月7日付で吾妻神社の馬だし祭りが千葉県の無形民俗文化財に指定されました。既に県の有形民俗文化財に指定されていた吾妻神社の馬だし祭り用具は、今回指定された吾妻神社の馬だし祭りに含めて、包括的に指定されることとなりました。  次に、市道諸崩線道路改良事業について申し上げます。富津市田倉地先の市道諸崩線道路改良事業は、平成24年度に着手し、今月27日に開通式を実施する運びとなりました。  この路線は、延長258メートル、幅員4メートルで、総事業費は、約2億3,700万円でございます。  本道路は幅員が狭く、トンネル部においては、緊急車両の通行にも支障を来し、住民が防災面に不安を感じておりましたが、完成に伴い、地域住民の安全・安心が確保されました。  以上で、報告を終わります。  私は、富津市の将来を見据え、少子高齢化への対応、市の特色や強みを生かした施策の更なる充実を図るべく、今後も全身全霊で取り組んでまいります。  議員の皆様方には、健康に十分御留意され、市政運営になお一層の御支援と御協力を賜りますよう、心からお願い申し上げまして、閉会に当たりましての御挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(平野明彦君) 以上で、市長の挨拶を終わります。           ────────────────────────                    閉     会 ○議長(平野明彦君) これをもちまして、平成29年3月富津市議会定例会を閉会といたします。御苦労さまでございました。            平成29年3月24日 午前11時47分 閉会 上記会議の顛末を録し相違ないことを証するためにここに署名する。   平成  年  月  日             富津市議会議長  平 野 明 彦             富津市議会副議長 岩 本   朗             署名議員     高 木 一 彦             署名議員     千 倉 淳 子             署名議員     山 田 重 雄...